2013年3月14日木曜日

作戦会議 - 2


HPによると宮崎の犬舎ではつい最近(1月中頃)出産が
あったとのこと。

それも気になったので連絡してみました。
ブリーダーさんとのやり取りをいくつか交わし、
いろいろ教えてもらいましたよ。

病気のことやボーダーの性格など、初めの1年は
知恵競べ根比べが必要だってことなど。

その中で大阪への空輸なら1時間ほどで着くので、一晩
孤立してフェリーに乗るとか、半日車に揺られるよりは
負担が少ないとのこと。

まだ犬を引き取るとは決まってないけど、
宮崎から迎え入れる事がさほど難しい事ではないと確信。

電話でお話していてもボーダーに対する愛情や、病気に
対する取り組みと強い意志を感じたので、
ほとんど勢いで「来週行きます」とお願いしたのであります(笑)



勢いと言っても作戦はちゃんと事前に練ってましたよ(笑)


「大阪ー宮崎 日帰り弾丸格安ツアー プロジェクト!!」

今の時代、犬より人の方がお安く飛行機に乗れるのだっ(笑)

えっへん!!

次回はそのプロジェクトの全貌が明らかに!





作戦会議 - 1


関西圏で有力な候補だった犬舎は、ブリーダーさんと一度
電話しただけで拭いきれない違和感を感じてしまいました。

でも、こんなことでは諦めません。

それでも
「よし! 宮崎っ!」

と、即決もできるはずも無く、少し作戦会議。。


問題は犬の選び方や引き取り方法と、直接向かうんなら
時間や旅費は?みたいな。

サイトを調べてみると「空輸」という文字。

く、空輸?!

犬を??

そんなこと初めて知った(笑)


空輸はなんだか寒そうでかわいそうな気もしたので、
直接車で行く案を詰めてみると、凄まじい移動距離、時間、
高速代、そしてガソリン代(苦笑)

時間ある時に旅行がてらできるならアリかなぁというスケール(笑)


「フェリー + 車」とかも考えたけど、車を載せるのに結構かかる
ことを知り挫折。一晩仔犬と離れることも不安の1つ。

結果、まぁなんやかんや言うてんと連絡してみよってことになったのです。





会いたい

ボーダーコリーのことを調べていくうちに

「会いたい、、」

という気持ちが次第に強くなり、年始からブリーダー紹介サイトを
チェックする様になりました。

ブリーダーさんの犬舎だと成犬と触れ合うことも
出来るんかなぁみたいな淡い期待も膨らみます。


まずは関西圏でCLがクリアと明記しているブリーダーさんを
探しました。

過去の仔犬の情報を調べると、CLクリアと表記している犬舎が
割と多いんだなという感じ。


平行して紹介サイト以外でもググってみたらスゴく気になる
犬舎を発見。

美しいHP、CL撲滅への意志、取組み、
そして何よりサイトに写る犬たちの眩しい笑顔。


ただ、、


場所が九州南部、、
遠いぃ!!


九州なんて中学生の時の修学旅行でしか行ったことないしぃ
犬の引取りとかどーすんだろ?って事で、やはり関西圏で
探すのが現実的かなぁと軌道修正。


関西でも立派な犬舎がある様で、HPを見る限りでは設備の
整った感じがしました。

ちょうど年始に仔犬の出産があったみたいなので、いっちょ勇気を
振り絞って電話してみたのであります。1月中頃だったかな。。

そこではまず素人ながらに遺伝性疾患について質問してみました。



、、、。


なんかこれまで目を通してきた資料と矛盾のある回答、
あやふやな対応、そしてとどめに

「あれはそうそう起きる事ではないですから〜」

と軽快に返事を頂きました。


ん〜。

違和感!(笑)

何が正しいのか?とかが問題ではなく、この違和感は
どうしようもない感じです。


さぁ、どうする?


九州、
宮崎、、、?(笑)



遺伝性疾患


ボーダーコリーの遺伝性疾患について色んなブログやサイトで
読み漁るようになりました。


それは発症すると致命的であり、治療法が無く大きな悲しみを
伴うものではあるけど、遺伝性の病気なので全てのボーダーが
患うわけでは無いようです。

DNAテストで調べることもできるそうで、
その疾患の遺伝子を持つだけの『キャリア』と2歳までには
症状が現れる『発症犬』、そして『クリア』であるかどうかが
判定されるとのこと。


また伝染性はないのでクリア同士の交配を行う限り、この疾患は
ほぼ発症せず、『キャリア』『発症犬』の血統を減らしていける
ということです。


詳しい症状や他の遺伝性疾患については
こちらを参考にさせて頂きました。





Japan Border Collie Health Network





また、『CLブログ・ごえママ日記』さんでも
わかりやすくご説明されています。




この遺伝性疾患を減らすことがなかなか難しいようですね。。
知識の無い方の交配、無責任なブリーダー、ペットショップに
よる産業化、、と、歯止めが効かない状況。


これはボーダーコリーに限られたことでは無いらしく、
沢山の事実を知るたびにペットショップから犬を迎え入れる事が
疑問に思えてきました。



その流れで里親として保護犬を引き取ることも一時考えました。

でも、成長した犬、人間を信頼していない犬を受け入れる
難しさもあるだろうし、自分にとって「命を救うこと」と
「新しく家族を迎え入れること」は全く別の取り組みで、
今求めていることとは大きく違うと思ったのです。
これは単に個人的な「欲」ではありますが。。

今は里親としては力になり難いので別の方法で協力して、
いつか何かのご縁とゆとりがあれば2頭目に、、
と、考えに落ち着きました。。